0円スクール(ゼロスク)の適性検査ってどんな内容だろう?落ちるのは嫌なので対策を知りたいな。こんな疑問に今回はIT業界6年のなうが解説していきたいと思います。
0円スクール(ゼロスク)は文字通り無料でプログラミングを学びエンジニアへの就職ができるスクールです。しかし適性検査があり、それに受かることが必要です。
とは言っても適性検査はそこまで難しい内容ではないため、対策をすればまず受講は可能だと思います。本記事を読んで万全に対策をしていきましょう。
0円スクール(ゼロスク)では適性検査がある理由
まずそもそもなぜ0円スクール(ゼロスク)では、なぜ適性検査があるのかから理解しておきましょう。必要性がわからないと、対策のやる気も出ませんよね。
エンジニアへの適性を図るため
端的に言うと、0円スクール(ゼロスク)では適性検査がある理由としては、エンジニアへの適性を図るため、企業へ紹介するにあたってポテンシャル的に問題ないかを簡単に図るためです。
エンジニアの仕事は、ある程度論理的思考がないと成り立ちません。プログラムは論理的矛盾があるとエラーがおきますから、そのプログラムをかくエンジニアに論理的思考が必要なわけです。
と言っても頭が良い必要性はなく、ある程度の論理性があれば良いため、適性検査が設けられています。ある程度の根拠として、0円スクールでは学歴や職歴は問われないですよね。
他の無料プログラミングスクールでもあります
ちなみにこの適性検査はと言うのは、0円スクール(ゼロスク)だけあるわけではなく0円スクールのような無料で学べるプログラミングスクールではたびたび見かけます。
例えば、インフラエンジニアを目指すネットビジョンアカデミーでも簡単なものはありますし(同じような筆記じゃない場合もある)、web系自社開発企業への就職を狙えるポテパンキャンプでも過去には類似した選考がありました。
そのため、選考試験自体を恐れる必要性は全くなく、内容を把握して対策すればなんの問題もありません。
0円スクール(ゼロスク)の適性検査の内容
では早速0円スクール(ゼロスク)の適性検査の内容を簡単に見ていきましょう。
適性検査はGAB
結論から言うと、0円スクール(ゼロスク)の適性検査の内容はGABです。GABって言うのは就職活動の筆記試験でもたまに出題されるので知っている人もいるかもしれません。
GABの内容
GABの内容は簡単に言うと、
GABは志望する企業などが用意した会場で、マークシートを使って受験する方式で行われます。 試験内容はWebGABと同じく、言語理解と計数理解、パーソナリティの3つから構成されています。 言語理解が25分で計数理解が35分、パーソナリティが約30分の合計90分が所要時間の内訳です。
引用:GAB
マークシート形式で、言語理解、計数理解、パーソナリティの3つが出題分野になります。出題例としては、
次の文章を読み、続く設問それぞれについて、以下のA、B、Cのいずれかに当てはまるか判断し、その記号を1つ選びなさい。なお、自分の価値観や常識、細かい言葉じりで判断しないでください。A:本文の内容から明らかに正しい、または正しい内容が含まれているB:本文の内容から明らかに間違っている、または間違った内容が含まれているC:本文の内容からは、正しいか間違っているか判断できない外国人旅行者にとって日本は不便な国だといわれる。しかし、実際はどうだろうか。公衆トイレは無料で提供され、レストランでは無料で水が飲める。便利であるとは絶対的な価値観ではなく、比較して初めて成り立つのではないか。私が日本の便利さに関して考察できるのも、異国を実際に経験し比較できるからに他ならない。すなわち価値観を検討する際には必ず比較という過程が必要となる。しかしながら比較から物事が語られることは意外に少ないのではないだろうか。1 日本は便利な国だ2 比較することで初めて価値観を検討できる3 外国では無料でトイレを使えない4 筆者は海外生活を経験していない解答
1 C 2 A 3 C 4 B
引用:GAB出題例
例えばこのような言語理解の出題がGABではあります。
余談:エンジニアは適性なくてもなんとかなります
ここまで読むと0円スクール(ゼロスク)の適性検査であるGABはちょっと難しそうだなあ、ちょっと自信がないなあって人もいるかもです。でも、正直なんとかなると思います。
GAB自体が苦手でもプログラミングが得意になることなんてざらにありますし、エンジニアになる上で何より重要なのは学習し続けることです。
新しい技術は数年単位で出てくるため、多くのエンジニアはその度にキャッチアップするため、ある意味でその度にみんな0からのスタートになるわけです。
0円スクール(ゼロスク)の適性検査の対策方法
では、0円スクール(ゼロスク)の適性検査であるGABの対策方法を紹介していきます。
GABを学習する
まずGABを勉強しちゃいましょう。もうそれだけでOKです。就活ですでにGABの学習をしていれば特にそれ以上やる必要はないですが、やったことがない場合は一度やってみて損はありません。
GABはアマゾンで購入できます。
適性検査で落ちる人の特徴
GABを事前に学習していればまず落ちる可能性はかなり下がるとは思いますが、落ちる人の特徴としては
・対策せずに適性検査を受けた
・論理的思考がない
もうこのどちらかと思います。勉強しても適性検査に落ちる人は勉強方法自体に問題がある可能性が高く、なぜその問題を間違えたのか?ちゃんと回答をみて振り返ることを行えば良いかと思います。
エンジニアでもエラーが起きた時に、なぜエラーが起きたかを調査して自分で解決する能力が必要になるので、0円スクールの適性検査であるGABの学習でその癖を作っておくのもメリットになると思って頑張ってみてください。
仮に落ちても再度受験可能
最後にどれくらい0円スクール(ゼロスク)の適性検査に受かるために勉強したらいいかなと不安な人向けにですが、とりあえず受けてみればOKです。
理由として、0円スクールの適性検査は一度落ちても再度受験可能です。お金もかかりませんし、ある程度勉強した段階で十分合格できるレベルに達すると思います。
0円スクールの適性検査で落ちたと言う話はそこまで聞きません。また落ちたとしても無料で学べるプログラミングスクールは0円スクールだけではないです。
なうブログでも、以下の無料プログラミングスクールについて紹介しているので、0円スクールと比較しつつ決めていけばOKです。
参考:【評判・口コミ】プログラマカレッジで就職しないはアリ?違約金なし
まとめ
と言うことで今回は、0円スクール(ゼロスク)の適性検査の内容と対策について紹介しました。適性検査は無料説明会のあとで実施されるためまずは無料説明会へ参加して疑問を解消していきましょう。