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EFOでCVRを改善する方法と事例を解説【売り上げアップ】

 

EFO(Entry From Optimization)という入力フォーム最適化について、事例や考え方、進め方を解説します。申し込み系のwebサイトで効果を発揮します。これで申し込み率110%upするだけでもかなり有意義ですよね。

 

この記事を書いている僕は、webデザイン分野で5年の経験があるwebディレクターなんですが、EFOも結構やってきました。いくつかCVRが向上した事例も知っているので、EFOの方法や考え方などを解説できると思っています。

 

EFOとは

 

EFOとは、英語でいうとEntry Form Optimizationでして、日本でいうと入力フォーム最適化です。申し込みや問い合わせにおけるUXデザイン、webデザイン改善の手法ですね。申し込みがあるサイトや問い合わせのあるサイトでKPIがそれらである場合は、必須で対策すべき内容です。

 

EFOのメリット

 

EFOのメリットというのは、ズバリもうすぐCV=問い合わせや申し込みを行うユーザーが離脱する要因を減らして、短期的な売り上げをすぐアップできるということに他なりません。特徴として、入力フォームまで来ているので、購入における入力もそうですし、会員登録における入力での離脱を防ぐことで売り上げに直結できるメリットがあります。

 

これは裏返すと、SEOなどで集客がいくらうまくいっていても、入力フォームにおけるUXデザインがダメな場合は、ユーザが離脱するので全く売り上げに繋がらないということです。例えると、ガバガバのホースに大量の水を流している状態ですね。

 

EFOの方法と考え方

 

ではEFOの改善の具体的な方法論と考え方を解説します。

 

インタラクションコスト

 

1つ覚えておきたい専門用語がありまして、それはインタラクションコストです。何かと言うと、ユーザと画面(webサイト)間における情報交流コストなんですが、ざっくりいうと操作における負担と捉えるといいです。端的にいうと、操作性が悪いとユーザが離脱します。

 

この概念をインタラクションコストと言います。例えば、クレジットカードを登録する時って、入力する項目めちゃくちゃ多いじゃないですか。あれは、インタラクションコストがかなり大きいという風に使います。

 

ユーザが面倒と感じる箇所を特定

このインタラクションコストを下げることが、EFOの第一歩なのですが、まずはユーザが入力するに当たって、面倒と感じる箇所を特定することから始まります。これは要するに、離脱要因を特定するというEFOにおける最初の行為です。

 

とにかく入力しやすくする

ユーザが入力を面倒と感じる箇所を特定できたら、あとはそれをひたすら入力しやすいようにする、これがEFOの改善手法になります。これだけだと、イメージできないと思うので、具体的なEFOの事例を紹介していきます。

 

EFOの事例

 

では、EFOのよくある事例を用いて、EFOでwebサイトを改善していく事例を紹介していきます。EFOは、明確な成功事例があるので、参考にしやすいと思います。

 

任意入力か必須入力かを記載

 

1つ目のEFOにおける必須の改善点は、入力項目が必須か任意かを明記することです。なぜ任意か必須かを明記するのが大事かというと、ユーザは基本的に面倒くさがりなので、入力を省きたいものです。省く上で、任意か必須かわかると入力における心理的負担が減るので、ユーザが離脱しにくくなります。

 

プレイスホルダーで何を入力するか記載

EFOの2つ目の改善点は、プレイスホルダーで何を入力するか記載することです。プレイスホルダーとは、

 

・その項目に例えば何をどのように入力するかの、一例を記載すること

 

こういうものですね。プレイスホルダーは、広くwebサイト改善の汎用的な手法として知られていて、色々なwebサイトを見ると結構見ると思います。一例では、こんな感じです。エリアや時刻、キーワードの入れ位置として焼肉などが記載されています。

 

 

入力スタイルにフィットするUIにする

EFOの3つ目の改善点は、入力スタイルにフィットするUIを提供することです。これは意外と実践されているwebサイトは少ないですが、かなり大事です。特に、スマホでの入力シーンでは絶大な改善効果が見込めます。だって、スマホで入力するのはPCよりも大変なので少しでも面倒だとユーザは諦める=離脱するからです。表にするとこんな感じですね。

 

入力内容よくある間違いなUI正しいUI理由
郵便番号テキスト(文字)数字だって数字で入れるから
購入個数テキストプルダウンほぼほぼ数個しか購入しない場合はプルダウン(法人のように大量購入ならテキストも可)
時間帯テキストプルダウン時刻は大抵決まっているので、プルダウンでいい
メアドテキスト前半はテキスト、@以降はプルダウン@以降は大抵は、gmailです。入力させるのはユーザフレンドリーじゃないです

 

これらを徹底するだけでも相当入力が簡単になり、会員登録や申込数が増えるかと思います。

 

縦幅を短縮してスクロール幅を短くする

 

これもEFOにおいて大事だけど、意外と知られていない改善点になりますね。入力画面は得てして、多くの入力情報があるので、それらを入力させようとすると結構縦幅が長くなります。長くなりすぎると、ユーザが結構心理負担に感じて離脱しがちです。この場合は、見出しと入力内容を同じ行にするなどして少しでも短い縦幅になるように意識しましょう。

 

入力アシストする

 

これもEFOにおける改善点としては有名ですね。これは何かと言うと、おそらくそうだろうと思われる場合は、サジェストする形で入力させないように選んでもらうという方法ですね。例えば、住所を入力してもらいたい場合に、郵便番号を入力すると、自動的に都道府県と市区町村まで入力してくれるなどが該当します。

 

現在地とゴールを教える

EFOの改善では、現在地とゴールを教えることも大事です。ユーザがあとどれくらい頑張れば終わるかが分かるので、頑張ってくれる可能性が高まります。よく目にするとは、入力→確認→完了というステップを表記するやり方ですね。こういうやつ。この一番上のやつです。

 

 

入力漏れをお知らせする

 

ここまでのEFOの改善点は、どっちかっていうと攻めのEFOですが、守りのEFOもあります。何かと言うと、エラー時に離脱させずにユーザに頑張って入力してもらうために、入力もれが何かをお知らせする方法ですね。これは例えば、必須入力項目を入力しないままで登録ボタンなどを押下した場合に、どの項目を入力していないを知らせるためにその項目の背景色を赤色にするなどが多いです。

 

エラー時には明確に伝える

また守りのEFOでは、もう1つの守りのEFOがあります。それは、先ほどのように入力漏れの箇所を教えるだけでなく、入力方法もエラー文言でお知らせするという方法です。例えば、このようになります。

 

よくある間違いなエラー文正しいエラー文理由
郵便番号が正しく入力されていません郵便番号は、半角数字7桁で入力してください正しい入力方法=半角数字で7桁と言わないとユーザはわからないかもしれない

 

また後々のEFO改善のために、エラー文の発生回数をエラー文ごとに分けて計測できるようにすると、PDCAしやすいですね。だって、エラーが多い箇所から改善するでしょ。

 

EFOの分析手法

 

EFOでwebサイト改善するためには、先ほどのような事例を知っているだけでは、自社のwebサイトの個別具体的な課題解決はできません。ベストプラクティスのパクリでは、いい結果は出ないです。そこでEFOの分析手法を解説します。

 

どこまでスクロールされているか

 

EFOの分析手法の1つは、どこまでスクロールされているかを調べることですね。どういうことかというと、こういうことです。

 

スクロール状況意味あい打ち手
半分まで縦幅が長すぎる。入力項目を減らすor縦幅を短くする
一番下まで入力項目数は問題ない次の分析(エラー発生回数)をする

 

要は、一番下までスクロールせずに離脱している場合は、長すぎるってことです。

 

エラーの発生回数が多いところから

 

次は、エラーの発生回数が多い箇所を分析します。これは、ユーザが頑張って入力したけど、入力方法にミスがあるってことなので、エラーの多い順に改善するといいですね。

 

EFOツールは導入すべきか、必須じゃない件

 

最後に、おそらくここまで読んでいる方は、EFOツールの導入も考えているかと思います。しかし、EFOツールは自分でEFOできるなら導入は必須じゃないです。また、webサイト規模によってもEFOツール導入におけるROIも変わります。

 

なので、一目散にEFOツール導入を決めずに、まずは自分でできるかどうかチャレンジして、次にROIのあうEFOツール導入を検討すればいいと思います。個人的には世の中のEFOツールは別に自作できる範囲なので、導入いらないんじゃないかと思います。

 

まとめ

 

ということでEFOの考え方や始め方、進め方、事例を解説しました。冗談抜きで、EFOでは CVRが爆上がりするので今まで全然検討していない場合は、やったほうがいいですよ。

 

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