フルスタックエンジニアはいらない?【大企業ではいらない】


 

フルスタックエンジニアはいらない?数年前にバズワードになっていたけど、今のフルスタックエンジニアってどうなんだろう?こんな疑問に、友人でフルスタックエンジニアの事例を知っている僕が解説します。あと、企業目線でのフルスタックエンジニアの価値も解説していきます。

 

フルスタックエンジニアは7年前くらいにアメリカから流行し出した過去のバズワードですが、大企業では分業制が基本であまり活躍できませんのでいらないです 一方で、フリーランスやスタートアップ、副業ではその幅広いスキルを生かして活躍しやすいと思います。 僕の友人は、副業でがっぽり稼いでた

 

結論、フルスタックエンジニアはスキル習得範囲が極端に広い割には、大企業ニーズが少ない=現実的にアサインできるポジションがない、のと、スキルのキャッチアップがかなり大変なので大企業狙いならあまり目指すものではないなと思います。

 

一方でスタートアップやフリーランスでは親和性が高いと思っています。あと、勝又さんがいうように初期の興味探索的な意味合いで広く学習するのはありだと思います。つまり、後に絞る前提ですね。

 

フルスタックエンジニアはいらないか?

 

フルスタックエンジニアって言葉は7、8年前からアメリカで比較的バズった言葉で、徐々に日本へ入ってきたとと記憶しています。今では、フルスタックエンジニアはあまり聞かなくなっていますがもういらないからなのか気になりますよね。

 

結論、フルスタックエンジニアは働く場所次第でかなりニーズが変わると思っています。大企業よりかは、スタートアップや副業、フリーランスでこそ活きるかなと思います。

 

フルスタックエンジニアの経緯

 

そもそものフルスタックエンジニアはちょっとおさらいしますと、文字通りで技術周り全般に明るくなんでもこなせるスーパーマンのようなエンジニアですね。アプリでいえばiOSもandoroidもできる、webシステム開発もできる、ネットワークやインフラ、セキュリティにも明るいようなエンジニアです。

 

当時(今もだけど)アメリカではスタートアップが流行り出したというか数多くで初めた頃だったと記憶していて、スタートアップはたくさんのエンジニアを雇用する余裕がないのでどうしても役割的に何でも1人でこなせるフルスタックエンジニアを求めていてバズワードになったという背景があります。

 

その当時にアメリカでバズワードになっていたフルスタックエンジニアという言葉は、日本でも流行り始めましたよね。でも今ではほぼフルスタックエンジニアという言葉は聞きません。いらないからなのか、IT系の大企業で働く僕の目線から考えてみます。

 

フルスタックエンジニアは大企業には少なくともいらない

結論、フルスタックエンジニアは少なくとも大企業ではいらないです。何故かというと、大企業は基本的に分業制なので1人でなんでも平均的にこなせるよりも何かに特化して専門性の高いエンジニアの方を求めている方ですね。

 

大企業では、専門性の高いエンジニアを何人も雇用してチームとして高いアウトプットを出して欲しい企業体です。なので、何でもこなせるフルスタックエンジニアはあまり価値がないです。(少なくとも大企業では)

 

じゃあ、フルスタックエンジニアを聞かなくなったのは結局いらないからなのかというとそうでもないように思います。ここについては記事後半で考察しますが、スタートアップなどアメリカで必要とされた同じような環境の企業ではまだニーズはあるのかなとは思います。あるいは副業とかフリーランスですね。

 

さて、ここで僕の友人でまさにフルスタックエンジニアのようなスキルセットを持つ友人エンジニアの事例を話します。

 

事例:結局その時々で何かに特化する

僕の友人(同じシェアハウスに住んでいた)のエンジニアで、androidアプリもiOSアプリもRubyでのwebシステム開発もできるフルスタックエンジニアに近いようなスーパーエンジニアがいました。彼も大企業に当時所属していましたし、なんなら開発マネージャに昇進していたりもしました。

 

そんな彼も、使える工数自体は1人月ですから結局その時々で企業が求める業務に特化せざるを得ません。当時は新規事業でandroidアプリの開発をしていました。なので、1年スパンくらいで結局その時々でコミットする業務が変わっていくんですよね。

 

ただ友人の場合はその幅広いスキルを活用して、副業で色々な開発案件を行い毎月20万円ほど稼いでいましたね。スキルの幅が広いと受けられる案件も広くなるのはフルスタックエンジニアのメリットかなとは思います。ただあまり大企業では意味がないかなと思います。

 

フルスタックエンジニアがいらないかどうかは場所次第

 

とはいえ、フルスタックエンジニアを目指す人にフルスタックエンジニアとしての活躍の場がないという訳でもないです。友人のように副業やその幅広い知見を生かして管理職として働く、あるいはフリーランスになって複数の案件をこなすなどの方向性はあり得ます。

 

副業

フルスタックエンジニアになれば幅広いスキルがあるので副業案件を受注しやすいです。僕の友人もそれでがっぽり稼いでいました。いらないかいるかはお金を出す側が決めることなので、ニーズがあれば問題ないです。

 

しかも、副業先のクライアントも大勢のエンジニアを管理するよりも1人に集中させた方がいいのでそういう意味でもフルスタックエンジニアは副業では重宝されると思います。

 

スタートアップ

副業よりもフルスタックエンジニアが必要とされる最たる例は、スタートアップかなと思います。特に初期のスタートアップでは、大勢のエンジニアを雇用する体力がないので1人のフルスタックエンジニアに高めの給与を出した方がお得だったりもします。

 

その後スタートアップも成長していくと徐々に分業制になっていくと想定されますが、その時にフルスタックエンジニアいらない!となるかというとそうでもないです。初期からいるだけに仕様面に明るいですし横断的に管理するマネージャーのような立ち位置として活躍が期待できますよね。

 

開発マネージャー

ここで開発マネージャーの話に変わりますが、実際に僕の友人も大企業内で複数のロールのエンジニアを取りまとめるエンジニアの管理職として出世していきました。管理職は広範囲な部分を担保するので色々な知見が必要です。

 

そういう意味では、フルスタックエンジニアのような何でもこなせるというエンジニアが一番候補になりやすいです。あとはマネジメント能力があればぴったりです。

 

フリーランスエンジニア

最後は個人の働き方次第でしょうが、フルスタックエンジニアとして複数の開発案件を並行してこなしていくようなフリーランスエンジニアのような働き方も狙えます

 

これも結局はクライアントがいるかいらないかを決める訳ですが、色々なことをこなせるエンジニアは使い勝手もいいですし副業と同じで複数のエンジニアに発注するよりもまとめてフルスタックエンジニアに発注した方が楽です。

 

 

フルスタックエンジニアは目指す価値があるか

 

最後に、フルスタックエンジニアを目指すのは価値があるかを考えてみたいと思います。ここは勝又さんがいうように広範囲な技術習得とキャッチアップは相当しんどいです。一方で初期の段階で関心分野を絞るために広範囲に習得しのちにピボットするような学習スタイルはいいかなと思います。

 

ずっとはしんどい

エンジニアは1つの分野でも技術進化が早いので、継続的な努力が求められますよね。僕の友人のエンジニアでさえ、ずっと広範囲にはやっておらず今はandroidアプリのエンジニアとして働いています。

 

しかも会社員として働く以上は、企業が求めるニーズに答えないとならないのでフルスタックだとしてもandroidアプリ専門になれと言われれば従わざる得ません。そうなるとちょっと勿体無いですよね。副業とか最終的にフリーランスになれば悪くはないかもですが。

 

関心分野の絞り込みには有効

とはいえ、初学者やフルスタックエンジニアを目指す段階で関心分野が絞れてきて結果的にピボットしていくのはありかと思います。

 

それ自体は興味が絞れたという意味で前進していますし、必要経費と言えるでしょう。フルスタックエンジニアの明確な定義もないですし、なんだかんだ優秀なエンジニアって知的好奇心やスキルアップに余念が無いのでフルスタックエンジニアを目指していなくても、いろんな言語習得していたりしますからね。

 

あと、ピボットしやすいので何らかの理由でとある言語ニーズが低くなってもすぐに軌道修正ができるというメリットもあります。

まとめ

 

ということで今回はフルスタックエンジニアはいらないのか?をテーマに考察しました。大企業ではいらないけど、スタートアップや副業あるいはフリーランスのような働き方ではニーズは強いと思います。あとは、管理職を目指すのであれば悪くはないと思います。

 

参考:プロエンジニア(プログラマカレッジ)の評判と口コミ【徹底取材でわかった6つのこと】

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