SES(客先常駐)のメリットとデメリット【理解してから選ぶべき】

 

SESは客先常駐型のエンジニアの働き方ですが、世間ではブラックだとか言われることが多いです。しかし、僕がSESによる開発体制でwebディレクターとして働いてきて感じたのは、メリットもあるということですね。

 

僕はwebディレクターとしてSESによる開発体制のもと5年ほど働いています。なので、SES(客先常駐)のメリットとデメリットを解説してみたいと思います。

 

①SESのメリットとデメリット
②SESがおすすめな人はエンジニア未経験者
③数年経験して転職orフリーランス独立を前提にSES就職はあり

 

SESのメリット

 

まずはSES=客先常駐のメリットから解説します。僕がSESによるエンジニアさんとwebディレクターとして働いてみて感じた彼らのメリットは下記ですね。

 

スキルレベルは低くても良い
残業は基本的に少ない
コミュ力低めでもOK

スキルレベルは低くても良い

1つ目のSES=客先常駐のメリットは、スキルレベルが低くてもOKということですね。これはなんでかっていうと、正社員には成長のできる技術力が求められる仕事をお願いして、SESにはある程度誰でもできる仕事をお願いするのが基本だからですね。

 

https://twitter.com/poly_soft/status/1137262478599966720

 

テック系youtuberで有名な勝又さんも上記のような解説をしており、現実味はかなり高いです。というか事実です…。こういう役割の住み分けのためにもSESは存在していますね。これは明らかに1つのメリットになります。

 

ブラックと言われがちだが残業は基本的に少ない

あと、SES=客先常駐はブラックだと言われることが多いですが、全部が全部そういうブラックなSESばかりではありませんね。なので、残業は少ないこともあります。

 

開発業務って人月で開発できることを算出して進めるのが基本です。なので、多すぎる仕事は基本的に受けません。しかし、正社員だとなんだかんだ残業してでも成果を出すことを求められるので、この部分もSESでエンジニアとして働くのは1つメリットとなると思います。

コミュ力低めでもOK

3つ目のSESのメリットは、コミュ力低めでもOKってところです。自社開発のエンジニアであれば、webディレクターとも仕様の会話だとか、今後のサービスのあり方とかを一緒にエンジニアといえども考える必要があります。

 

しかし、SESでのエンジニア参画であれば基本的にお願いされた案件をこなす、それが成果が出るかまでは責任は追わない、こんな感じの働き方になります。

 

そのため、自社開発のエンジニアであれば主体性とかコミュ力も高めでないと辛いところですが、SESでのエンジニアであればそういうところまでスキルがある必要はないです。なので、人見知りにも全然できるのがSESです。

 

SESのデメリット

 

一方でSES=客先常駐のデメリットも存在しますね。先ほどの裏返しになる部分もあります。

 

エンジニアとして技術力は上がりにくい
マージンで中抜きされるので給料は低い

 

エンジニアとして技術力は上がりにくい

1つ目のSESのデメリットですが、先ほどメリットの部分でスキルレベルは高くなくていい、と話しました。ゆえに、エンジニアとしてSESで数年働いてもなかなか技術レベルは上がりにくいです。

 

ただし、勘違いして欲しくないので深掘りすると、技術レベルが上がりにくいってのは最新のプログラミング技術って意味であって、エンジニアとして技術レベルが上がらない、ということではないです。

 

SESでも数年エンジニアとして働けば、一定のプログラミング技術は身につきますし、エンジニアとしての立派なキャリアにもなります。記事の後半にも書きますが、SESでの数年のエンジニア経験を持って転職やフリーランス独立するくらいの技術レベルは身につきますよ。

 

マージンの中抜きで給料は低め

2つ目のSESのデメリットというのは、多重請負なゆえのマージンの中抜きですね。結果的にエンジニアであるあなたの懐へ入る給料は少なくなります。

 

これは目安でいうと、会社によりけりですが半分くらいは抜かれているイメージであっていると思います。酷い場合はもっと抜かれています。しかし、これがSESのビジネスモデルなのでどうしようもないです。

 

このマージン中抜きというSESならではの、構造を打破するためにはSESで頑張って数年エンジニアとして実績を積んでから転職又はフリーランス独立するしかないです。

 

SESがおすすめな人はエンジニア未経験者

 

ここまでSES=客先常駐のメリットとデメリットを解説しました。エンジニアとして就職するルートの1つとして、SESがあるわけですがどんな人におすすめor向いているかというと下記ですね。

 

SESはエンジニア未経験者におすすめな就職ルート

 

もうこれしかないです。大学生の時に上位大学の情報系でプログラミングを学んでいたとか、インターンやアルバイトでプログラミング経験があるとかじゃない限り、未経験でエンジニアになりたいのであればSESは有力な就職ルートです。

 

言ってしまえばこれもSESならではのメリットですね。日本は経産省が下記のような見立てを出している通りで、エンジニア不足です。なので、エンジニア未経験者でもSESであれば就職がしやすい構造になっています。

 

IT人材の需給に関する推計 【参考図1】
・マクロな規模でのIT人材(IT企業及びユーザ企業情報システム部門に所属する人材)は、現在の人材数は約90万人、不足数は約17万人と推計された。今後2019年をピークに人材供給は減少傾向となり、より一層不足数が拡大する。
※報告書本編では、IT市場の成長率と生産性向上見込みについて、シナリオ別に推計を実施している
・情報セキュリティ人材は、現在約28万人、不足数は約13万人であるが、2020年には不足数が20万人弱に拡大。
・先端IT人材は、現在約9.7万人、不足数は約1.5万人であるが、2020年には不足数が4.8万人に拡大。
引用:
https://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160610002/20160610002.html

 

SESは企業からすると比較的リスク少なく大量にエンジニアを採用できる手法としてメリットがあります。なので、未経験でもSESであれば就職はしやすいです。下記の記事でSES就職に強い完全無料のプログラミングスクールも解説しています。

 

参考:就職支援付きプログラミングスクール3選【プログラマーになれる、無料も】

 

正社員じゃないとやだ!エンジニア未経験だけど自社開発企業やいきなりフリーランス独立したいという人は、結構困難な道を選んでいると思ってもいいかもです。とはいえ完全に無理ではなくて、有料のプログラミングスクールでがっつり学ぶことが求められますね。下記の記事で解説しています。

 

参考:プログラミングスクールからフリーランス独立【現実甘くないけど戦略次第】

 

数年経験して転職orフリーランス独立を前提にSES就職はあり

 

最後ですが、エンジニア未経験でSESにまずは就職は先ほどの背景を理由に就職しやすいというメリットがあります。とはいえ、ずっとSESで働いても昇給はしても給料が低いままなので、数年経験を積んだら転職orフリーランス独立を前提にしましょう。

 

先ほどSESのデメリットとしてマージン中抜きを話しましたが、フリーランスになればこういったマージン中抜きもなくなるので給料が跳ね上がります。世の中にはフリーランスエンジニアとして稼ぐ人はたくさんいます。

 

おすすめなフリーランスエンジニアのエージェントは、midworksやPE-BANKがおすすめですね。下記の記事で始め方なども解説しています。

 

参考:IT/Web系のフリーランスの始め方【採用担当が解説】

 

まとめ

 

ということで、SES =客先常駐のメリットとデメリットについて解説しました。結論おさらいですが、エンジニア未経験者であればSESは現実的な就職ルートです。そして、数年働いて転職かフリーランス独立する前提ならありだと思います。

 

参考:ニートのためのプログラミングスクール3選【就職支援付きで安心】

最新情報をチェックしよう!