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SES客先常駐エンジニアの給料がなかなか上がらない理由【基本薄給です】

  • 2020年11月24日
  • 転職
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SES客先常駐エンジニアの給料がなかなか上がらない理由ってなんでだろう?発給すぎて辛い。こんな疑問に対して今回は、IT業界で6年以上勤務経験のある僕が解説します。

 

✔︎この記事の信頼性
僕は今は現役フリーランスとして年収1100万円ほど。SES企業とも働いたことがあり、ある程度詳しいです。年収アップまでの道のりも解説します。

 

結論から言うと、SESの客先常駐エンジニアはいわゆる人月単価モデルというビジネスモデルの中で働いているため給料がなかなか上がらないです。なので薄給です。

 

これはSESという客先常駐の働き方である以上、基本的に同じ構造のままです。多重請負構造という用語も理解しておく必要があります。

 

もしSESの客先常駐エンジニアとして薄給が嫌なのであれば、ビジネスモデルの異なるweb系自社開発企業へ転職するかフリーランスになるの2択ですね。

 

SES客先常駐エンジニアの給料は薄給だしなかなか上がらない

 

まずSESの客先常駐エンジニアはそもそも薄給で、給料もなかなか上がりません。これが未経験エンジニアができるだけSES企業を避ける理由の1つですよね。

 

そもそも薄給

SESの客先常駐エンジニアの給料はそもそも薄給です。これはエンジニアの平均年収を比較すれば一目瞭然です。エンジニアの平均年収は、以下の賃金構造基本統計調査(平成29年)の図によると

 

 

およそ550万円がエンジニアの平均年収です。日本人の平均年収が450万円と言われているため100万円ほど高いです。

 

一方でSESの客先常駐エンジニアの平均年収は、

 

SES企業に勤めるエンジニアの平均的年収は、クライアントやスキルによりますが、高くても450~500万円程度で頭打ちとなるようです。
引用:acrovision

 

1年目だと300万円〜350万円ほどと言われています。比較するとわかりますが、だいぶ薄給ですよね。エンジニアという専門職の割には流石に低いかなと思います。

 

そして給料もなかなか上がらない

さらに問題なのは、SESの客先常駐エンジニアの給料はスタートが薄給なうえに、さらになかなか上がらないということ。

 

昇給幅は正直客先のクライアントだったり所属SES企業次第なのでピンキリですが、1年目で平均年収が300万円ほど、その後数年で350万円ほど、概ねの上限が500万円と考えると

 

手取りベースで言えば年単位で1万円〜2万円のペースです。そして毎年上がるかも保証されているわけでもありません。これはしんどいですよね。

 

SES客先常駐エンジニアの給料がなかなか上がらない理由

 

なぜここままでSESの客先常駐エンジニアの給料が薄給でしかもなかなか上がらないのかというと、大きく2つの要因があります。

 

人月単価モデルだから

まずSESというビジネスモデルは、人月単価モデルなんですね。要は、SES企業から客先へ1人のエンジニアを送ると、月単価いくらですよ〜みたいなモデルです。

 

クライアント企業はできるだけ単価の低いSES企業を選ぶでしょう。またSES企業のエンジニアの給料が上がるためには、その単価を上げないとならないですが、

 

クライアント企業はなかなか上げたくはないですよね。こういう前提があってまずそもそも薄給ですし給料もなかなか上がらないわけです。

 

多重請負構造だから

ビジネスモデルの問題だけではなく、IT業界の慣習である多重請負構造も大きく関係します。多重請負構造というのは、

 

 

こんな感じのピラミッド構造で、頂点にクライアント企業、その下にSIer、さらにその下にSES、さらにその下にまた場合によってSES企業が請負関係としてあるという構造です。

 

これが意味するのは、階層ごとに会社が挟まるためマージンつまり手数料が発生するということ。例えば、頂点のクライアント企業が100万円の月単価でお金を出していてもSIerでマージンが抜かれて、さらに所属企業のSES企業でも会社としての利益分を抜かれて、残るのが自分の給料になるという感じです。

 

これだと実際に100万円が25万円の給料になったりするわけです。そりゃ発給にもなるし給料もなかなか上がりませんよね。取られまくっていますから。僕の友人でもこれが嫌で転職したり独立したりする人がめちゃいます。

 

給料がなかなか上がらないSES客先常駐エンジニアが取るべき道

 

じゃあどうしたらいいの?というところですが、SES企業に属する客先常駐エンジニアが取れる選択肢は言うて、多くはなく基本的には2つしかないです。

 

web系自社開発企業へ転職する

1つは、web系自社開発企業へ転職しましょう。そうすると、ビジネスモデルが違いますから給料は増えやすくなります。この辺は、そもそもSES企業とweb系自社開発企業の違いを理解する必要があり、

 

客先常駐(SES)は楽しいかは常駐先次第でしかないだったり、未経験からのweb系自社開発企業の探し方は5つ、ポイントは3つを読んでみてください。

 

web系自社開発企業の方が求められるスキルも高いため、転職自体が年収アップにもなりますし、市場価値アップにつながります。マイナビITエージェントなど、IT業界専門のエージェントを使って相談してみるところから始めて見るのがおすすめです。

 

フリーランスエンジニアになる

もう1つはフリーランスエンジニアになると言う選択肢ですね。僕もフリーランスとしてやていますが、会社員時代と比較して年収が750万円から1080万円位上がりました。月単価が90万円なので。

 

フリーランスもSESと同じようにエージェントにマージンは取られますが、そこまで取られませんしそもそも単価が高いです。スキルや実務経験が3年程度あればSESの客先常駐エンジニアでもフリーランスエンジニアは十分狙えます。

 

SESの客先常駐エンジニアとして発給のままでいるよりもよっぽど年収観点だけで言えば有意義だと僕個人は思います。僕自身は、ギークスジョブというエージェントで成約しました。その時の体験談も、【感想】Geechs job(ギークスジョブ)の評判と口コミを体験談から解説に書いているので参考にどうぞ。

 

まとめ

 

今回はSESの客先常駐エンジニアの給料がなぜ発給なのか、なぜなかなか上がらないのかについて解説しました。基本的には転職するか独立するかだと思います。もし成功すれば給料は大幅にアップしますよ。以下の記事も併せて参考にどうぞ。

 

参考:フリーランス求人サイトのおすすめと初めての選び方【現役フリーランスが実体験で解説】

 

参考:SESにも優良企業はある【5つの特徴を解説】

 

参考:ホワイトなIT企業は自社開発に多い理由【見分け方も解説】

 

参考:Web系自社開発企業のおすすめ18選【新卒・中途別に元リクルートが解説】

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