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SIerの将来性を課題から考察【キャリアを考えながら日々過ごす】

 

SIer業界の将来性ってどうなんだろう?今後のキャリアをどうしたらいいか不安だな。SIerにいた人たちの事例を知りたいな。こんな疑問に今回は解説していきたいと思います。

 

結論、クラウド化による漸進的な代替、働き方のよる主体性の違い、ビジネスモデルが人月単価で売り上げ続けにくいことが将来性に大きく関わるポイントだと思っており、もし将来性に悩んでいればSIerで働いている人はITコンサルかweb企業のエンジニアや企画職への転職を意識して日々努力するのが現実的です。

 

これ本当にそうで、エンジニアとか、東大院卒か東工大院卒ばかりだよ。かなり厳しい世界だと思う。 専門性が大学の専攻から効く世界ので、かなり努力量の蓄積が就活とはいえ必要になってくる。 SIerに行ってからでもいいとは思う。けどつまんないと思う。クライアントの御用聞きに近いわけだし。

 

先日このツイートを勝又さん(テック系youtuberさん)のRTとしてしたところ反響が少なくなかったので記事にしてみました。僕はSIer企業と働いていますし、友人でSIerからITコンサルへ転職した友人もいるのでそう行った事例を踏まえてSIerの将来性とキャリアパスを解説していきたいと思います。

 

SIerの将来性を課題感から深掘り

 

まずはSIerの将来性を課題感から深掘りしていきます。結論3つありまして、①クラウド技術による代替が進む、②客の御用聞きなので主体性が磨かれにくい、③人月モデルで給料が増えにくい、の3つです。

 

クラウド技術による代替が進む

まず1つ目のクラウド技術による代替が進むからですね。これはSIerの将来性に良くも悪くも大きく関わります。というのも、クラウドっていろんな文脈がありますが基本は生産性の向上なんですよね。

 

なので従来SIerで何人かの人員をはって行なっていた運用などの業務がクラウドに置き換わると、そこにSIerの人材配置は不要になります。そうなるとSIer企業目線だと案件縮小のようなことに他なりません。

 

これ自体は生産性が上がっているので、他になにかすればいいじゃん?って話でもあるのですが、次につながりますが、SIer業界は得てして自社サービスを運営していることが少ないので、じゃあ何する?の部分が弱いです。(もちろん企業によります)

 

客の御用聞きなので主体性が磨かれにくい

ここでSIerの主な事業内容を確認すると、システムの導入や運用ですよね。つまり、クライアントサービスなわけです。クライアントサービスは、クライアントから要望されたものをそのまま導入するか、あるいは課題に対して提案するパターンがあります。

 

とはいえ自分の観測範囲内では、ほぼほぼクライアントが作りたいシステムを見積もり、開発し納品するような場合が多いかと思うんですよね。そうなると、SIerの将来性という文脈でいうと暗さにつながります。

 

なぜなら市場に対して自ら課題を特定し付加価値を作るという主体性が無意識に磨かれず働いしまう構造になるからですね。これが客の御用聞きという意味です。これは実際に以下のツイートを見ればわかる通り、真理です。

 

 

SIerにいると主体性が磨かれにくいというのは、SIerに属する会社員の今後の転職やキャリア構築に置いて結構致命的です。というのも、SIerの有力な転職候補であるITコンサル、webサービス自社開発企業では主体性は必須かつ立派なスキルだからです。この部分は記事後半でも後述します。

 

人月モデルで構造的に給料増えにくい

最後のSIerの将来性に関わるポイントは、ビジネスモデルですね。SIerのビジネスモデルは、クライアントサービスなので人月が基本です。つまり、客先へ送り出しているSIerの人数とその単価で決まります。

 

ここで将来性という意味で重要なのは単価はあまり上がらないので、基本は人数を増やすことになるというところですね。そして冒頭で解説した通り人数はクラウドによる代替(全ては絶対代替されないけど)があるので、減る可能性があるんですよね。

 

そうなるとSIerのビジネスモデルとしては、今後売り上げを上げ続けるのが難しいことを意味しますし、それは将来性が暗いことを意味しますよね。そうなると、、、給料も上がりにくくなりますよね。

 

SIer大手役員も将来性に危機感

ここで僕の所感だけではなく、実際にSIerの人の声を紹介します。以下の記事のようにTISというSIer大手の役員も将来性に危機感を持っていて、具体的にはSI事業が半分に縮小とまで言っています

 

TIS役員「SIなど既存事業は半分に縮小、五輪まで持たない」
引用:TIS役員

 

当事者もこのように考えているので、それなりの信憑性があります。実際問題として、同じビジネスモデルで永続的に利益創出するのは難しいので、SIerもそういう節目にきているというのが現状ですかね。

 

事例:SIerにいる会社員の将来は転職で切り開ける

 

じゃあそんな将来性にあるSIerに属する会社員は将来をどうすべきで、今どう過ごすべきなのかなのですが、いくつか僕の友人の事例を踏まえて解説します。結論、ITコンサルへの転職かweb自社開発サービス企業への転職が出口になりそうです。

 

事例:NTTデータからITコンサルへ転職

1つ目は実際に僕の友人なのですが、NTTデータからITコンサルへの転職というパターンがあります。SIerはITコンサルへ転職する例が比較的多くあります。業務的に、ITリテラシーも高いですし比較的近しい業務だからですね。

 

SIerの将来性と対照的にITコンサルの将来性は明るめでして、多くのコンサル各社が中流から下流工程の提案〜システム導入〜開発〜運用に手を出しているので規模拡大が進んでいます。

 

またコンサルですから提案スキルが磨かれるので、そう言ったスキルは将来的に事業会社への転職にも活かされますね。この辺がSIerと異なる部分です。逆にいうと、SIerとして働き方が慣れてしまうとITコンサルへの転職も難しくなるかもです。友人は社会人4年目での転職でした。

 

web自社開発企業のエンジニアか企画職へ転職

もう1つは、web自社開発企業のエンジニアか企画職への転職ですね。SIerの主要な顧客の1つとして、大手web自社開発企業があります。なので、客先常駐しているSIerの会社員はそう言った企業の社員がどのようなことをどのように行なっているのか見ているので有利です。

 

ただここでもSIerとweb自社開発企業の違いがあり、それはまたしても主体性です。もちろん技術面もありますが、今回は案外深掘りされない主体性の面を中心に深掘ります

 

 

SIerは基本的に御用聞きなので主体的というよりかはヒアリングを基にして要望を的確に遂行するような業務スタイルです。一方で大手web自社開発企業では社員に主体性を求めます。エンジニアであってもです。

 

技術観点ではおっしゃる通りで、加えてディレクター目線で補足すると、企業次第だけど、 自社開発企業ってエンジニアにも技術観点から主体的なサービス改善を求めるので、SIerから来るとスタンスやマインド面でやや面食らうかもです 慣れは怖いものでスキルだけでなくスタンスも影響しそう

 

例えば、技術観点からサービスの課題を解決する、何を解決すべきかから考えるのが大手web自社開発企業であります。基本的にSIerはそういう目線は鍛えにくいのかなと思っています。なので、SIerでの働き方に慣れるとSIerの将来性が芳しくないと感じてから転職してもちょっと辛いかもです。

 

早めに動くかまずは副業や週末PJでスキル増やす

なので、SIerの将来性を考えたときに何の問題意識もなくのほほんと過ごすことだけはまずいかもしれないなと思います。SIerでまずは経験増やすなどは全然問題ないと思いますが、SIerの将来性を考えて何か少しでも自分なりの問題意識を持ち行動すると良いのかなと。

 

それでいうと、勝又さんが言っているように週末に個人でポートフォリオを作るでもいいですし、せっかくならお金稼ぎしたいのであれば僕のように週末にできる副業案件を行い別軸の経験を増やすでもいいかと思います。

 

参考:IT副業を1年やった体験談とおすすめエージェント

 

あるいは、すぐにでも転職探しを初めてもいいと思いますね。大手のweb自社開発企業は文化なのか比較的若い人の多い会社が多く、転職も20代か30代かで難易度が全然変わります。20代ならメンバーレベルでの採用はありますが、30代だと管理職か管理職候補での採用が基本です。なので少しでも若いうちがいいです。

 

参考:未経験転職の年齢は何歳までが現実的なのか【30代前半までです】

 

まとめ

 

ということでSIerの将来性とキャリアをどうすべきかを解説しました。SIerに限らず将来性については不確実なので少しでも自分でできる幅を増やすことが大事っすよね。また、転職では下記記事のコツが参考になるかと思います。

 

参考:【体験談】ビズリーチの評判を5年使った経験で語ります【注意点あり】

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