テックブーストの就職先や転職先ってどう言う企業があるかな?年収はどれくらいだろうか?実際の卒業生の就職・転職事例を知りたいな。こんな疑問にIT業界6年以上のなうが解説します。
テックブーストでの就職先や転職先は、概ね以下のような割合になっています。また今回はどう言ったところを見て就職先や転職先を決めるべきかのコツも合わせて解説しますので参考にしてみてください。
SES:70% 受託開発企業:20% web系自社開発企業:10% |
SESってそもそも何?自社開発企業って良いの?こんな疑問にも解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
テックブーストの就職先・転職先の事例
早速テックブーストの就職先や転職先の事例をみていきましょう。
テックブーストの就職先・転職先の割合
テックブーストの就職先・転職先の割合は、以下の割合になっています。
SES:70% 受託開発企業:20% web系自社開発企業:10% |
プログラミングスクールを受講する人の多くは、web系自社開発企業を望む人が多いですが、それぞれどんな特徴があるのか?どんな人だとどんな企業への就職や転職が多いのかをまずは解説していきます。
SES企業とは
SES企業とは、いわゆる客先常駐の働き方をする企業のことです。システムエンジニアリングサービスの略語ですね。これを理解するためには以下の、IT業界でよくみられる多重請負構造を理解する必要があります。
多重請負構造というのは、要するに仕事を発注するクライアント企業がSIerに発注し、さらにSIer企業がSES企業に発注するような構造のことです。これが何を意味するかというと、
基本的に間が多くなるとマージンが発生するため、下層の企業のエンジニアの年収は少なくなります。これが理由でSES企業はあまり人気がない企業群ではありますが、門戸は広いため就職や転職はしやすい特徴もあります。
SES企業への就職や転職が多いのは未経験者
どんな人がSES企業へ就職や転職することが多いかというと、未経験者や初心者ですね。理由としては、門戸が広いため未経験者でも積極的に採用することがあること、web系自社開発企業は経験者採用が多いというのが理由です。
SES企業はいやだよ!という人でも下積みとして必要なキャリアと捉えて、我慢や妥協することも重要なのでまずはここからということが多くなります。
受託開発企業とは
受託開発企業とは、先ほどの図でいうといわゆるSIerになりますね。自社ではサービスを持ってないけど、受託して開発を行う企業群です。
ちょうどweb系自社開発企業とSES企業の中間に位置付けられる企業とイメージしてもらえれば大丈夫かと思います。
受託開発企業へ就職する人の特徴
受託開発企業へ就職する人は、SES企業はいやだったけど受託開発企業で内定をもらえたので就職する人や、web系自社開発企業が第一志望だったけど内定もらえなかったので妥協した、ような人になるかと思います。
受託するプロジェクトによっては、新しい技術を活用したりなどあるため、その後の転職とかでもチャンスを掴めることもあるのもメリットです。
web系自社開発企業とは
web系自社開発企業は、自社でwebサービスなどを運営している企業体のことで、技術力が高かったり、年収が高いなどエンジニアにとって魅力的なメリットが多く人気な企業体です。
その分、求められるレベルも高いため未経験者などではなかなか内定がもらえないことが多いです。記事の後半では、とはいえweb系自社開発企業へ転職したい未経験者がどうしたらいいか?も解説しているので是非最後までどうぞ。
web系自社開発企業で内定とれる人の特徴
web系自社開発企業は競争が激しいですが、経験者や良質なポートフォリオを作成した未経験者とかが内定を取りやすいです。
割合的には10%なので結構厳しい戦いですし、ライバルが経験者になるため、web系自社開発企業で内定が取れなくてもそこまで落ち込まずに先をみてキャリアを積むのが得策と言えると思います。
テックブースト卒業生の就職・転職事例
次は実際にテックブーストの卒業生でどう言った企業に就職や転職している実績があるかみていきましょう。
縮小していく教育業界で営業の仕事を続ける中で、作る側に回りたいという気持ちをもち、今大きく伸びているIT業界に興味を持った小田島さん。未経験ながら複数企業からエンジニアとして内定をいただき、現在はサーバーサイドの運用保守業務や、APIの作成などを行なっています。エンジニアは場所や時間に縛られず、好きな働き方が選択できる仕事。将来は地元の福岡にいながら、東京や海外で仕事をしたいと考えているそうです。
漠然とWeb業界に憧れを抱いていた山下さん。現在は、法人向けサービスのRailsエンジニアをしています。「勉強=仕事」の毎日でとても大変ですが、ユーザーからの反応やサービスの向上がモチベーションの維持につながり、やりがいにあふれた毎日を過ごしているとのこと。また、仕事とプライベートとのバランスも取れるようになり、週4でテニススクール、毎週日曜日のソフトボール、日帰りドライブ、御朱印集めなど、趣味にも没頭でき、充実した毎日を送っているそうです。
https://twitter.com/edger1027/status/1235142827186589696?s=20
https://twitter.com/AtmDnld/status/1243480814068756485?s=20
https://twitter.com/tsunoyukahan/status/1239563611770503169?s=20
以上のように多くのテックブーストの卒業生がそれぞれの望む就職先や転職先で内定を得ています。
テックブーストの就職先・転職先の選び方
次は、テックブーストからエンジニアへ転職できるのはわかったけど、たくさんある企業からどう選べばいいかわからない!という疑問に対して選び方を解説したいと思います。
出来るだけweb系自社開発企業を狙う
まず基本的には、狙えるのであればweb系自社開発企業への転職及び就職を狙った方が良いです。主な理由としては以下があります。
①技術力が高いため成長に繋がりやすい
②働きやすい職場が多い
③ビジネスマインドも身につきやすい
④もしフリーランスエンジニアとして独立したい場合もキャリアとして有効
と言った理由ですね。SES企業の中にはブラック企業が多いこともあり(厳密には客先がブラックなことが多い)、出来るだけweb系自社開発企業をまずは目指しましょう。
技術力の高い企業を選ぶ
その中でも技術力の高い企業を選ぶと、年収アップやその先の転職にとても役立ちます。具体的には、以下の技術を活用しているかどうかをチェックしておきましょう。
観点 | 参考記事 |
・新しい言語を使っているか(アプリならFlutter、webならRuby) | Flutterとは |
・CI/CDを行い開発生産性をあげているか | CI/CDとは |
・Dockerを使っているか | Dockerとは |
・AWSなど活用しているかどうか | AWSとは |
・テックリードなど技術面での優れた人材はいるか | テックリードとは |
この辺は難しい技術用語が多いので未経験者には難しいかもですが、右列の記事などを参考にしてみてください。
こう言った先進的なことを行っている企業でエンジニアとして経験を積む方が、自分の成長になりのちの転職でも高い年収で転職がしやすくなります。
OpenWorkで評判を調べておく
あとは、OpenWorkで就職先や転職先として検討している企業の評判や年収なども調べておくと良いです。
社員のリアルな口コミをみれますし、平均年収なども調査できるため多くの転職者が活用しています。
テックブーストから優良企業へ就職・転職するために重要なコツ
最後に、未経験者でもweb系自社開発企業へ転職や就職したい人向けにどんなことがコツとして大事かを紹介します。結論は、良質なポートフォリオ作成を頑張れ!です。
ポートフォリオを頑張る
こちらはエンジニアのインフルエンサーとして有名な勝又さんの動画で、テックキャンプ の卒業生が転職活動でやってはいけないこと、という動画でweb系自社開発企業への転職で大事なことを解説しています。
テックブーストでも同じことが言えるため載せていますが、良質なポートフォリオ作成を頑張ることが近道です。理由としては、今は多くのプログラミングスクールができたため未経験者がスクールで作った同じポートフォリオで転職活動することが多く、
面接官としてはまた同じかよ!となるため、オリジナルで良質なポートフォリオを作るだけでかなり差別化になるためです。テックブーストでもポートフォリオを作りますが、
UI/UXを意識する、綺麗なコードを書く、オリジナル性の高い機能を作る、など意識して良質なポートフォリオを作ると未経験者にもチャンスが広がると思います。
まとめ
ということでテックブーストの就職先や転職先などについて解説しました。今はエンジニアブームでチャンスなので是非無料説明会に参加して色々情報収集から始めてみると良いと思います。
以下の記事も合わせて参考にどうぞ。
人気:テックブースト(tech boost)の評判・口コミを解説