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webデザイナーの面接対策を採用担当が解説【質問回答サンプル付き】

 

こんなツイートをしたのですが、webデザイナーさんで面接不安だなあというつぶやきを見かけたので、webデザイナーが面接でどう立ち回るといいか、採用担当として面接官目線で解説します。多い質問と解答例、質問の意図などを解説するので、参考にしてみてください。知らずに落ちるより知って落ちた方がはるかにいいかと。

 

この記事を書いている僕は、webデザイン分野で5年経験しており、今ではwebデザイナーの採用担当もしていますし、webデザインで企業コンサルで副収入を毎月10万円以上稼げているので、信頼性は高いかなと思います。

 

webデザイナーの面接対策の心得

 

まずwebデザイナーの面接の質問や解答例を解説する前に、心得を簡単に解説します。というのも、小手先のテクニックを覚えても役立つけど付焼き刃だからです。面接の本質は、常に下記だと心得ましょう。

 

人間性を伝える
ニーズを把握する←特に重要
役立つと伝える、付加価値が何か伝える
質問の意図が理解できていることを回答で示す

 

この中でwebデザイナーの面接をしていて、特に不足していると感じるのは、2番目と4番目です。2番目はいわば、マーケティング視点なのでかけていても仕方はないですけど、4番目は割と人間の普遍的なコミュニケーション上重要なことですね。実例をもって解説していきます。

 

webデザイナーの面接対策実例

 

自己紹介

簡単に自己紹介と経歴をご紹介ください

この質問はもう枕詞なので、解説不要です。質問の意図は、単純に自己紹介と経歴を知りたいことと、アイスブレイクになりそうな話題を拾うためです。なので、そういったポイントを踏まえると、趣味を簡単に交える、webデザイナーを目指すきっかけを簡単に話す。こんなところですね。長くならないことに注意しましょう。

初めまして、XXと申します。よろしくお願い致します。XX出身のXX大学卒業で現在社会人X年目です。webデザイナーとしては、これまでX年程度経験してきました。趣味は、XXが好きです。webデザイナーはシンプルに好きで始めたのがきっかけです。よろしくお願いします。

 

これくらいで十分ですね。

 

志望動機

志望動機を教えてもらえますか?

 

2つ目も定番の志望動機です。志望動機は大きく分けて、なぜwebデザイナーなのか?なぜ弊社なのか?この2点を抑えるようにしましょう。質問の意図は言わずもがな、真剣さです。新卒採用に多いです。また、転職やキャリアチェンジの場合は、その観点で回答しましょう。

 

新卒の場合

美術が好きで大学で専攻しており、その中でwebデザインの授業があり、ユーザーからの反応を得られながら、自分の制作物をよりよくして広められるところが他にない魅力に移り志望しています。その中でも、御社はユーザ数も多いですし、ユーザを大事にしているところから自分が仕事に求める価値観が近いと思いまして志望しました。

転職、キャリアチェンジの場合

前職はDTPのデザイナーをしておりましたが、クライアントへの納品をしては次の納品の繰り返しで、なかなか自分の制作物がどう評価されているか掴めないところがもどかしく感じていました。しかし、webデザインであればユーザの評価もストアなどで把握できるためモチベーションになると感じキャリアチェンジを決意しました。

 

こういった回答でOKです。矛盾しない限りにおいて、本当のことを話すだけで十分です。将来的に在宅で仕事がしたいといった家庭の事情が絡む場合も、オープンに話して大丈夫かと思います。(ただし、在宅ワークを認めていない企業では別です)

 

スキル

どういったスキルをお持ちで、普段どう勉強されていますか?

 

3番目もよくある質問ですね。この質問の意図は、どういったことがwebデザイナーとして出来ていて、弊社に役立つか、そして普段どうwebデザインの勉強をしているか、を見ています。ここで大事なのは、役立つかという点でして、マーケティングで言うところの顧客ニーズを掴みながら回答できるとベストです。

 

Sketchやイラレなどwebデザインツールは一通り、前職で実務を通して学びました。ABテストや新規サービスのwebデザインを作成することが多かったです。普段は、LPなどが集まっているwebデザインサイトを見ながらwebデザインのストックをためていたり、UIデザインの本を読んでいます。

 

これで十分です。顧客ニーズという観点で言うと、あなたが面接を受けている企業のwebデザイナーがどのような仕事をしているかを事前に把握できるとベストです。これはちなみにで言うと、普通は事前に会社概要など向こうも自己紹介をするので、その時にちゃっかり質問してもいいかと思います。

 

参考:webデザイン初心者向け独学方法【UXデザイン歴5年の僕が解説】
参考:webデザイン初心者におすすめな本7冊【分野網羅、行動が大事】

webデザインの嗜好

webデザインの嗜好や好きなデザインはどのような物ですか?

この質問は、webデザインはかなり色々な種類のwebデザインがあるので、果たしてあなたが好きなwebデザインは弊社が求めているwebデザインと一致するかどうかを判断しています。質問する企業もあればしない企業もあるかと思います。なので、事前にどういったwebデザインなのかを調べておくと安心です。この質問は、結構意図がわかりづらいので、普通は面接官が意図を説明してくれます。

 

画像を多用した見た目が美しいwebデザインも好きですが、UIやUXに繋がるwebデザインを作ることも好きです。

 

こんな感じでOKです。まあ、別にその会社と違うwebデザインが好きでも、構わないと言えばそれはどれでOKかと思います。

 

得意なこと

webデザインにおいて得意なことは何ですか?

この質問も定番ですよね。得意なことをわかっているか、それは何か?役立つかを見ています。普通に得意なことをアピールすればいいのですが、それでもその企業で出来るだけ役立ちそうな物をアピールしましょう。

前職ではABテストを頻繁に行なっている会社でしたので、ディレクターが求めるwebデザインを数パターン作成しメリットとデメリットを伝えながら提案するのが得意になりました。

この回答はかなりイケています。実際webディレクターと協業する企業は多いので、実務プロセスでうまく進められるwebデザイナーは重宝されますね。

 

参考:ワイヤーフレームの作り方をwebデザイン歴5年が解説【サンプル無料】
参考:ABテストのやり方を解説【アイデア例無料公開、ABテスト歴5年の知見】

 

心がけていること

仕事をする上で、心がけていることを教えてください

この質問は、いくつかパターンがあります。面接をしていて面接官が気になったことを本人が認識しているか探るパターン、それと本人の価値観を知りたいパターンです。後者の場合は、例えば

webデザインはユーザのためなので、ユーザが行いたいことをシンプルに行いやすいような全体最適なwebデザインを心がけています。

とかかなと思います。

一方で、例えば面接官が、この求職者はちょっと回答がずれているなと感じて、そのことに本人が気づいているか探られているなと感じた場合は、

相手の質問の意図をちゃんと理解して回答出来ているかを確認するようにしています。webディレクターなど色々な職種と会話しながら進めることが多かったので、その点を意識するようにしていました。

この時点で、であればなぜずれた回答になるんだろう、と言う矛盾を孕んでしまいますが、一例としてはこんな感じです。面接官の懸念を払拭できればOKです。

 

チームで働いた経験

チームで複数人で働いた経験はありますか?

この質問もオーソドックスでして、普通にどんな役割でどのような関係者とどのような仕事の進め方をしてきたかを確認しています。目的としては、採用する際に前職と大きく異なる場合に、大丈夫か、一致していれば問題ないなと言う感じで確認しているのですね。なので、自分の役割、関係者がどう言う職種だったのか、どんな仕事の進め方だったかを話すといいです。

はい、あります。役割的には、webディレクターさんが作成したワイヤーフレームとユーザニーズを共有しながら、適宜コミュニケーションを通してベストなwebデザインを提案するような形で働いていました。

まあ、この質問でここまで回答できるとすごいなと思われるでしょうけど、それでOKです。

 

ポートフォリオ

ポートフォリオを見せてください。このwebデザインはなぜこのようなwebデザインなのでしょう?

これはあなたのwebデザイナーとしての思考回路をチェックする質問です。文句をつけているわけではなくて、普通に知りたいだけです。普通に答えましょう。コツは、どんなユーザーのどんなニーズに対してどうwebデザインが解決できるか、と言う視点で回答すればOKです。

飲食店をデート目的で探しているユーザがペルソナなので、夜景が綺麗とか、誕生日に最適だとか、そう言うデートシーンでの飲食店探しのニーズを埋めてくれるような情報を優先度つけてデザインに落としたためです。

ベスト回答ですね。ディレクター目線で納得させられれば勝ちです。

 

参考:webデザインのポートフォリオの作り方と参考集【採用担当が解説】

 

逆質問

他に質問はありますか?

これはいわゆる逆質問ですね。逆質問で合否が変わるケースはほぼないと思います。儀式的な意味合いが強いです。しかし、やる気を見せるに越したことはないのでたくさん逆質問しましょう。

チーム人数と年齢はどれくらいでしょうか?
webデザイナーもアクセス解析したりしますか?

などですかね。無難な質問でいいかと思います。変にこのwebデザインをこうしたらいいんじゃ?みたいな質問をしても、実際には内部の事情でやむなくそうしていることが多いので、何も知らない状態で無邪気に言うのはリスキーです。会話することを心がければOKです。

 

まとめ

 

と言うことでwebデザイナーの面接対策を採用担当目線で回答しました。これがwebディレクターになるとまた職務内容が違うので変わりますし、エンジニアも然りです。とりあえず、webデザイナーであればこの辺は押さえておくと安心です。

 

人気:webデザインスクールのおすすめと選び方【デザイン歴5年の僕が解説】

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